学生の副業は何から?|3つの入口と最初の7日間

大学近くのカフェで、学生が副業の3つの入口と最初の7日間を考えているイラスト おすすめ

もし、こんなことで迷っているなら、この記事がお役に立てると思います。

  • バイト以外の方法で、少し収入を増やしたい
  • スマホや在宅でできる副業を探している
  • おすすめが多すぎて、どれを選べばよいか分からない
  • 学業と両立しながら、将来に役立つ経験もしてみたい
  • いきなり応募する前に、自分に合うものを絞りたい

副業を調べると、データ入力、Webライター、動画編集、アンケート、SNS運用など、たくさんの候補が出てきます。

選択肢が多いのは、悪いことではありません。

ただ、20選、30選と読み進めるほど、「結局、自分は何から始めればいいんだろう」と迷うこともありますよね。

最初から正解を選ばなくても大丈夫です。

先に見るのは、人気や収入額ではなく、今の生活と無理なく両立できるかどうか

この記事では、候補を増やす代わりに、自分に合う入口を一つへ絞る方法をお伝えします。

読み終わったあとにすることは、一つだけ。

今週試してみる副業を一つ、メモに書く。

応募や登録は、そのあとで構いません。


学生の「副業」とアルバイトは、どう違う?

検索では「副業」と出てきますが、学生の現場では、アルバイトと副業が混ざって使われることも多いです。

ざっくり言うと、

  • アルバイト……お店や会社と雇用契約を結び、決まった時間に働くことが多い
  • 副業(業務委託など)……決まった納品や作業に対して報酬をもらう働き方も含む

この記事で大事にしたいのは、「バイト以外=必ず在宅」ではありません。

学業や睡眠を削らずに試せる始め方のことです。

短時間・単発のアルバイトも、小さな在宅案件も、不用品の販売も、入口になりえます。

名前より先に、生活と両立できるかを見ましょう。


仕事名より先に、生活の3つを確認する

「在宅なら、好きな時間にできそう」

「スマホだけなら、授業の合間にもできそう」

そう思いますよね。

けれど、在宅にも締切や修正があります。相手との連絡が必要な仕事もあります。

授業中も通知が気になる。試験前なのに納品が終わらない。夜中まで作業して、朝起きられない。

これでは、続きません。ストレスも溜まります( ; ; )

最初に確認するのは、どの副業が一番稼げるかではなく、次の三つです。

自分の年齢で利用できるか

副業に使うサイトやアプリには、年齢制限があるんですよね。

未成年でも使えるもの、保護者の同意が必要なもの、18歳以上でなければ利用できないもの。条件はサイトやアプリごとに違います。

登録画面へ進む前に、公式サイトの利用規約や年齢条件を確認しましょう。

年齢を偽って登録すると、報酬を受け取れなかったり、アカウントを使えなくなったりすることがあります。

こんなことになったらガッカリしますよね(^^;;

「みんなやっているから」ではなく、自分の年齢で正式に利用できるかを見てくださいね。

学校の規則や、保護者の同意が必要か

中学生・高校生の場合は、学校がアルバイトや副業を禁止・許可制にしていることがあります。

サイトの利用規約とは別に、学校の規則も確認してください。

未成年者の契約では、保護者の同意が必要になる場合もあります。

親に話しにくい事情があるなら、担任でなくても構いません。学校の相談室、学生課、親戚など、信頼できる大人を一人探して相談しましょう。

誰にも言わず、自分だけで決める状態を作らないことが、自分を守ることにもつながります^^

学業や睡眠を削らず、使える時間があるか

始める前に、次の三つを書いてみますよ。

  1. 1週間のうち、確実に使える時間
  2. 急に空くことがある時間
  3. 副業に使わない時間

特に大事なのが、三つ目です。

睡眠、授業、食事、試験前、友人や家族と過ごす時間。

守る時間を先に決めておけば、副業のために生活を削りすぎずに済みます。


稼げそうかより、最初は3つの条件で比べる

時間を区切って取り組めるか

授業、課題、試験、実習、就職活動。

学生生活は、時期によって使える時間が変わります。

自分のペースで区切れる仕事なのか。決まった時間に連絡が必要なのか。急に休めるのか。

途中で止めにくい仕事は、生活が落ち着いてからでも遅くありません。

無理のない仕事を選びましょう。言わば肩慣らしですね(^-^)

初期費用が小さいか

最初から高いパソコンや教材を買う。在庫をたくさん抱える。長期契約を結ぶ。

こうした始め方は、合わなかったときに戻りにくくなります。

今持っているスマホやパソコンで試せるか。無料で仕事内容を確認できるか。やめても大きな支払いが残らないか。

初めは、小さくて十分です。あるものを活用しましょう( ◠‿◠ )

一回目にする作業が見えるか

たとえば、

  • アンケートに一つ答える
  • 募集を三つ読み比べる
  • 300文字の文章サンプルを書く
  • 不用品を一つ撮影する
  • 自分ができることを10個書く

最初の作業が見えるものは、試しやすいです。

「仕組みを作れば自動で稼げる」「指示どおりにするだけ」と言われても、最初に何をするのか分からないものは、候補から外して構いません。


SNSの成功例とは、少し距離を置く

友人が稼いでいる。SNSで「月○万」の投稿を見た。

焦る気持ち、わかります。

ただ、画面に見える数字は、

  • 売上であって、手元に残る利益ではないことがある
  • 何ヶ月も続けたあとの結果である
  • 広告や紹介のための投稿である

こともあります。

比べる相手は、他人のハイライトではなく、今週の自分の時間と体力です。

「あの人みたいに」より、「自分の生活と両立できるか」。ここを先にしましょう。


候補は、3つの始め方から選ぶ

おすすめの数を増やすと、また迷ってしまいます( ・∇・)

ここでは、比較しやすい入口を三つだけ挙げます。

各タイプに、イメージしやすい例も添えますね。ランキングではありません。合うかどうかを見るための手がかりです。

学生の副業を、短時間・単発アルバイト、運営会社のあるサイト、不用品・作品・スキル販売の3つの入口から選ぶ図

1.雇用契約のある、短時間・単発のアルバイト

勤務先、時給、勤務時間が示され、雇用契約を結ぶ一般的なアルバイトは、条件を比較しやすい入口です。

たとえば

  • 単発のイベントスタッフ
  • 短時間の販売・接客のヘルプ
  • 試験期間を外して入れるシフト

単発・短時間なら、学業との相性も試しやすいでしょう。

仕事内容、勤務場所、労働時間、賃金、連絡先は、自分でも確認します。

2.運営会社が確認できるサイトで、小さな在宅案件を探す

運営会社や利用規約、手数料などが公開されていれば、DMだけで話が進む募集より、条件を自分で確かめやすくなります。

たとえば

  • アンケートやモニター(まずは一回の流れを知る)
  • 文字起こしや簡単なデータ入力の小さな案件
  • 短い文章のライティング(納品物がはっきりしているもの)

初めは、仕事内容と納品物を理解できる小さな案件を見てみましょう。

「大手なら必ず安全」ではありません。サイトの仕組みと、個別の募集の両方を見ることが大切です。

3.自分の不用品・作品・スキルを、小さく販売する

不用品販売、写真やイラスト、文章、得意なことの出品も入口になります。

たとえば

  • 使わなくなった本や衣類を一点だけ出品する
  • 撮った写真を一枚、販売サイトに載せてみる
  • 得意教科のノート整理や、短い添削を小さな範囲で引き受ける

ただし、売上がそのまま手元に残る金額ではありません。

材料費、送料、販売手数料、梱包費、作業時間がかかります。

最初から収入を大きく見積もらず、「一回の流れを経験する」くらいから始める方が安心です。


中高生と大学生では、確認することが少し違う

中学生・高校生は、年齢条件と保護者・学校の確認を先に

中高生は、年齢によって利用できないサイトやアプリがあります。保護者の同意が必要になる場合もあります。

学校の規則で、アルバイトや副業に許可が必要なこともあります。

自分だけで契約せず、公式の年齢条件を確認し、信頼できる大人と一緒に見てくださいね。

高校生向けには、消費者庁が副業トラブルの教材も公開しています。保護者と一緒に見る材料にもなります。

消費者庁|高校生向けオンデマンド講座「副業トラブル」

大学生・専門学校生は、契約とお金の仕組みも見る

大学生になると、雇用契約ではなく、業務委託として仕事を受ける機会も増えます。

その場合は、

  • 何を納品するのか
  • 修正は何回までか
  • 報酬はいくらか
  • 手数料を引くといくら残るか
  • 支払いはいつか
  • 著作権や成果物の扱いはどうなるか

まで確認しておくと安心です。

「未経験OK」は、何も確認しなくてよいという意味ではありません。

社会に出る予行演習も兼ねて、調べておきましょう。


税金と扶養は、「稼いでから」だと慌てやすい

副業で得たお金は、アルバイトと同じく、税金や扶養の話につながることがあります。

ここは難しいので、最初はイメージだけで大丈夫です。

まず覚えておきたいこと

  • 手元に入った金額と、経費を引いたあとの所得は違うことがある
  • 税法上の扶養と、健康保険の扶養は別の制度
  • 金額の基準は改正されることがあるので、記事の数字だけで決めない

あとで慌てないための3ステップ

  1. いつ、いくら受け取ったかをメモする(口座の入金記録でも可)
  2. 必要なら経費の領収書や明細を残す
  3. 気になったら、国税庁の案内・税務署・家族の健康保険の窓口へ確認する

親の扶養に入っている場合は、家族の勤務先の健康保険にも確認が必要なことがあります。

「いくらまでなら大丈夫」を一人で決めつけないこと。ここは、後から慌てないための土台です。記録しておくと安心です。


候補を一つに絞ったら、応募前に安全を確認する

生活に合いそうな候補が見つかっても、すぐに応募はしませんよ〜。

同じ仕事名でも、募集する相手や契約条件によって安全性は変わります。

仕事内容、運営者、報酬、先に必要なお金、個人情報の扱いなど、応募前に見る確認ポイントは、こちらの記事にまとめています。

学生の副業で怪しい募集を避けるには?|危険サインと応募前チェックリスト

「何を選ぶか」と「その募集が安全か」は、別々に確認しましょう。


最初の7日間は、稼ぐ計画ではなく「無理なく続けられるか」を試す

学生が副業を無理なく続けられるか確かめる、1日目から7日目までの行動手順

1日目|使える時間と、使わない時間を書く

今週使える時間を一つ決めます。最初は30分でも構いません。

2日目|できることと、したくないことを書く

得意なことだけでなく、顔出しはしたくない、電話対応は難しい、在庫は持ちたくないなど、避けたい条件も書きます。

3日目|三つの入口から、一つ選ぶ

短時間アルバイト、小さな在宅案件、不用品・作品・スキル販売のうち、今の生活に近いものを一つ選びます。

4日目|公式の年齢条件と利用規約を見る

登録はまだしなくても大丈夫です。まず、自分の年齢で利用できるかを確認します。

5日目|最初の作業を半分だけする

募集を三つ読む、不用品を一つ撮影する、文章サンプルの見出しだけ書く。全部終わらせる必要はありません。

6日目|応募前の安全確認をする

候補の募集を、安全確認のチェックリストへ当てはめます。分からないところがあれば、まだ応募しません。

7日目|収入より、負担を振り返る

何分かかったか。学業や睡眠に無理がなかったか。もう一度してもよいと思えるか。

合わなかったとしても失敗ではありません。

自分に合わないものを一つ知った。それだけでも前進です^^


よくある質問

スマホだけで副業は始められますか?

始め方の入口としては、あります。アンケートやモニター、不用品の出品、募集を読み比べるところまでは、スマホでも進めやすいです。

ただし、「スマホだけで簡単に高収入」は、別の話として疑ってください。

画面が小さいぶん、利用規約や報酬条件を読み飛ばしやすいので、大事な画面は拡大して確認するか、パソコンでもう一度見る方が安心です。

どのくらい稼いだら、確定申告が必要ですか?

収入の種類や、ほかに給与があるかなどで変わります。金額をこの記事で断言するのは避けます。

まずは受け取りの記録を残し、必要になったら国税庁の案内や税務署で確認しましょう。扶養に入っているなら、家族の健康保険の窓口もあわせて確認してください。


まとめ|副業選びは、将来を決める試験ではない

学生生活は、授業、試験、実習、進路によって予定が変わります。

今選んだ副業を、ずっと続ける必要はありません。

大切なのは、今の生活を壊さずに試せること。自分の年齢で正式に利用できること。そして、合わなければやめられることです。

読み終わったら、メモに次の三つだけ書いてみてください。

  • 今週試すもの
  • 使ってみる時間
  • 「ここまで無理が出たらやめる」という条件

たとえば、「土曜日に30分だけ募集を三つ読む。睡眠や課題に影響が出そうなら見送る」で十分です。

応募まで進まなくても、候補を自分の条件で比べられたなら、今日はもう前進しています。

副業選びは、一度で正解を当てる試験ではありません。

試して、確かめて、違えば戻る。その経験も、学生の今だからこそ得られる小さな社会勉強です^^


※仕事の条件やサイト・アプリの利用規約、税金・扶養の扱いは変わることがあります。登録・応募の際は、公式情報や公的機関・各窓口でご確認ください。